Frequently Asked Questions

よくあるご質問

没入的感覚について / 『ラ・ラ・ランド』デミアン・チャゼル

f:id:rose_ex:20170305181626j:image

 

きづけば日常に埋没していて、いつかの狂気や夢はどこかに消えている。狂気や夢、それはスポットライトを浴びるということ。他の誰でもない自分が表現されること。周りが見えなくなる没入的感覚。

 

セバスチャンが雇われピアニストとしてクリスマスソングを弾くシーン(BGM演奏家に徹する姿としてそれはそれで個人的にはかっこいいと思うけど)と対比される、途中からオリジナル曲を演奏し始めるシーンの、思うがままに表現することの喜び。

 

セバスチャンとミアがグリフィス天文台プラネタリウムを見上げているシーンと対比される、宇宙まで踊りながら上昇して行くシーンの、恋人たちの喜び。

 

高速道路で人々が渋滞につかまっているシーンと対比される、人々が次から次へと車から飛び出て歌い踊りまわるシーンの、夢を見ることへの勢いに身をまかせる喜び。

 

ラ・ラ・ランド』は、そうした日常の裂け目に突然わき起こる没入的感覚の表現に満ち満ちている。突然テンションがあがること。わけもわからず踊り出したくなること。

 

 

Ost: La La Land

Ost: La La Land