雪だるまつくろう/『アナと雪の女王』

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いまさらですが、『アナと雪の女王』を観ました。まず、オラフがかわいかった。それにつきます。

エルザは生まれつき氷の魔法の力を持っていて、その使い方次第では人を傷つけてしまう。

そういう、すごいけど人を傷つけることもある自分の個性をどうコントロールするのかというのがテーマ。

ストーリーに深みがないという評価もよく見るけど、個性にたいしてただ開き直るだけのティム・バートンなんかよりはだいぶ良心的だし、こどもにとってはとても教訓的でいいです。

王子様幻想なんかも打ち砕いてみせるし(これを早い段階で打ち砕くのは非常に重要です)、ほんとうに愛するべきはやさしいひとなんだという重要なメッセージもちゃんとあります。

成長すると魔法が使えなくなるのはよくあるパターンですが、エルザの場合は魔法をちゃんといい面だけにコントロールして使えるようになるとしているのがよい。

印象的なのは、「とびら開けて」や「Let It Go」などの愛や自由の曲が、実際はにせものの自由のとにせものの愛の場面で歌われているということ。

だれしも歌い出したくなるような自由や愛の場面があるものだと思いますが、そのあとにそれがほんものじゃなかったと知る経験もあるおとなにとってはとても考えさせられることだなと思いました。

オラフは虚構の存在ですが、ほんものの愛や自由の存在です。アナに対するエルザのほんものの愛が生み出した雪だるま。

というわけで、『アナと雪の女王』のメインテーマ曲はじつは「Let It Go」ではなく、「雪だるまつくろう」です。

 

 

雪だるま作ろう

 

 

アナと雪の女王 ザ・ソングス 日本語版

アナと雪の女王 ザ・ソングス 日本語版