Fleur Aux Questions

よくあるご質問

清水幾太郎『論文の書き方』

要点まとめ

  • 書くことで読むことは完了する。
  • 短文に書く想定で読むと読みが深くなる。
  • 短文は長文という機械の部品となる。
  • 問題-答えのイメージを観念として書きつけ、短文の群をつくる。
  • 文体とは思想の形式のことである。
  • 主語と、肯定/否定を、明確に書く。
  • 気に入った思想家のスタイルを模倣するのがよい。
  • 「が」という無規定的直接性を克服すること。
  • 単純な、控えめな言葉で、証明すること。
  • 文章は時事的な問題によって、会話同様の共有前提を用意できる。
  • 書き始めの定義づけが重要である。
  • 日本語を、外国語のように慎重に扱うこと。
  • 空間的並存状態にあるものを、時間的契機状態に移し入れる。
  • 本当の現実は、人間の働きや責任を含んではじめて成立する。
  • 対立の関係や、程度の差異が見えてくるまで追究する。
  • 序論は、静かに、確実に書きはじめること。
  • 序論も結論もなしに、スルリと書きはじめて、プツンとおわること。
  • 序論・本論・結論は、それぞれ独立した別棟の建造物。
  • 文体は、文章のことだけでなく、同時に思惟のことである。
  • 文章には、会話のような暗黙の了解がない。ひとつひとつ言葉によって証明していかなければならない。
  • 書くことは、秘密裡に企てる一回限りの犯行である。
  • アクチュアルな問題についての、既存の意見は知っておくこと。
  • 文章には、自分の意見や発見を主張する攻撃の面と、学説や社会的な意見をふまえる守備の面とがある。
  • 引用句には、権威の力を借りることで、文章の守備を強化する効果がある。
  • 主張の筋を通すためには、言い換えは多用すべきではない。
  • 観念と経験とを往復交通させること。
  • 日本語は、主語が頻繁に省略され、動詞は最後まで出てこないため、読みにくい。
  • 「私は〜と信ずる」ではなく、「私の信ずるところでは〜」と書く。
  • 短文でひとつのシーンを明確にし、文と文の間は、接着力の強い接続語でキチンとつなぐこと。
  • かなと漢字は、バランスよく配置すること。 

 

論文の書き方 (岩波新書)

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