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Fleur Aux Questions

よくあるご質問

ロドニー・アッシャー『ROOM237』ーー解釈はご自由に

映画

 

 

何人かの鑑賞者によるキューブリック

映画『シャイニング』の深読み。「それ

って深読みしすぎなんじゃない?」とい

う批判がナンセンスなほど、それぞれの

鑑賞者が独自の視点を自信満々に披露す

る。

 

世界は鑑賞者によってそれぞれ異なり、

無数の世界が同時に存在しているこの

現実というものの不思議さや奥深さを

感じさせる。

 

下記、深読みの事例をいくつか紹介す

る。

  

映像の連続の中で、森を含むホテルの全景とホテル内のロビーで床を清掃している掃除夫が重なり、まるで掃除夫が森を清掃しているかのように見える」

 

本作に出てくる数字は全て7の倍数であり、それはトーマス・マンの『魔の山』に関係しており、ヨーロッパに忍び寄る危険な運命を象徴している。本作に出てくる42という数字は、ナボコフの『ロリータ』において主人公ハンバートの偏執狂の象徴として使用されているものだ…

  

最後のシーンに映されているのは記念写真の年号の1921年であり、最初のシーンに映されている道が作られたのは1921年。つまりこの物語はループしているのだ 

 
作者の意図や、批評家たちの解説に恐
れをなす必要はない。世界は鑑賞者に
よってそれぞれ異なり、どれが正しく
てどれが間違っている、などというこ
とはないのだから。
 
深読みは、自由だ。
 
 
 
ROOM237 DVD

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