Fleur Aux Questions

よくあるご質問

映画

デミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』──いつかの夢

気付けば日常に埋没していて、いつかの狂気や夢はどこかに消えている。狂気や夢、それはスポットライトを浴びるということ。他の誰でもない自分が表現されること。 セバスチャンが雇われピアニストとしてクリスマスソングを弾くシーン(BGM演奏家に徹する姿…

スコット・デリクソン『ドクター・ストレンジ』

『ドクター・ストレンジ』観てきました。 ドクター・ストレンジは医者だったが事故で両手の自由を失い、治療を求めてエンシャント・ワンという魔術師に弟子入りする。 エンシャント・ワンが原作のような老人のいかにもな魔術師ではなく、ティルダ・スウィン…

クリス・バック ジェニファー・リー『アナと雪の女王』ーー真のテーマ曲は「Let It Go」ではなく「雪だるまつくろう」だということについて

★ いまさらですが、『アナと雪の女王』を観ました。 まず、オラフがかわいかった。それにつきます。 エルザは生まれつき氷の魔法の力を持っていて、その使い方次第では人を傷つけてしまう。 そういう、すごいけど人を傷つけることもある 自分の個性をどうコ…

ティム・バートン『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』ーー作り込まれた個性について思うこと「ティム・バートン」と「ハンバーグ師匠」

★ ティム・バートンは、よく 作り込む。『ミス・ペレグ *職人芸とい リンと奇妙なこどもたち』 えばいいのだ も細部までよく作り込まれ ろうが、つま ている。作家の個性を持っ りはルーティ た手作りの作品という言葉 ンワーク=流 がしっくりくる。 れ作…

マーティン・スコセッシ『沈黙』──弱い者にとっての「信仰」とはいったい何か?

★ マーティン・スコセッシ監督の 『沈黙』を観てきました。窪塚 *窪塚洋介 洋介が好きなのでミーハー気分 は『ジ・エ にまかせて観たものの、予想以 クストリー 上に重い感じで観終わった後の ム・スキヤ 余韻がすごい。 キ』がよい 日本に布教に行ったフェ…

ウディ・アレン『教授のおかしな妄想殺人』ーーウディ・アレンだから仕方ない

★ とある哲学教授が、存在の退屈さ から逃避する口実として、見ず知 らずの女性を救うために悪徳判事 を殺すことを正当化する。それだ けの話。 とはいえ、この作品が面白くない ということにはならない。この作 品は「どちらかといえば面白い」 部類に入る…

ロドニー・アッシャー『ROOM237』ーー解釈はご自由に

★ 何人かの鑑賞者によるキューブリックの 映画『シャイニング』の深読み。「それ って深読みしすぎなんじゃない?」とい う批判がナンセンスなほど、それぞれの 鑑賞者が独自の視点を自信満々に披露す る。 世界は鑑賞者によってそれぞれ異なり、 無数の世界…