映画

ジョン・ウィック

映画にCinemaとMovieがあるとすれば これはMovieの方に位置する。 Cinemaがストーリーで魅せるのに対し Movieは動きで魅せる。 ブルース・リーやジャッキー・チェン いわゆるアクション映画のジャンル。 動きで魅せるMovieの特徴は、 ストーリーがシンプルで…

インヒアレント・ヴァイス──自分自身を含め、誰の役にも立たないことをすること

ピンチョンは競売ナンバーの叫びとか スロー・ラーナー、ヴァインランド あたりは読みました。が この映画の原作のLAヴァイスは読んでない。 探偵が主人公の話は、 自由な感じが魅力なんだと思うが、 探偵も、どうでもいい 他人の問題に巻き込まれるわけで …

スパイダーマン:ホームカミング

この自作スーツ これこそがスパイダーマン。 自作武器(ウェブ・シューター)を駆使する 自作ヒーロー アイアンマンなぜ出てきた? たぶん大人と子供の比較的な。 アベンジャーズを断り あえて個人的なヒーロープレイを選ぶ それがスパイダーマン。 Your Frie…

没入的感覚について / 『ラ・ラ・ランド』デミアン・チャゼル

きづけば日常に埋没していて、いつかの狂気や夢はどこかに消えている。狂気や夢、それはスポットライトを浴びるということ。他の誰でもない自分が表現されること。周りが見えなくなる没入的感覚。 セバスチャンが雇われピアニストとしてクリスマスソングを弾…

ドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジは医者だったが事故で両手の自由を失い、治療を求めてエンシャント・ワンという魔術師に弟子入りする。 エンシャント・ワンは原作のような老人のいかにもな魔術師ではなく、ティルダ・スウィントン演じる謎の女性というところがいい。 …

雪だるまつくろう/『アナと雪の女王』

いまさらですが、『アナと雪の女王』を観ました。まず、オラフがかわいかった。それにつきます。 エルザは生まれつき氷の魔法の力を持っていて、その使い方次第では人を傷つけてしまう。 そういう、すごいけど人を傷つけることもある自分の個性をどうコント…

個性に自己批判は欠かせない/『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』ティム・バートン

ティム・バートンは、よく作り込む。『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』も細部までよく作り込まれている。作家の個性を持った手作りの作品という言葉がしっくりくる。 井戸田潤はハンバーグ師匠というキャラクターを作り込んだが、ティム・バートンもな…

弱い者にとっての「信仰」とはいったい何か?/マーティン・スコセッシ『沈黙』

マーティン・スコセッシ監督の『沈黙』を観てきました。窪塚洋介が好きなのでミーハー気分にまかせて観たものの、予想以上に重い感じで観終わった後の余韻がすごい。 日本に布教に行ったフェレイラ神父という偉い神父が消息を絶ったことから、その弟子の二人…

『教授のおかしな妄想殺人』ウディ・アレン

ウディ・アレンだから仕方ない とある哲学教授が、存在の退屈さから逃避する口実として、見ず知らずの女性を救うために悪徳判事を殺すことを正当化する。それだけの話。 とはいえ、この作品が面白くないということにはならない。この作品は「どちらかといえ…

ROOM237

何人かの鑑賞者によるキューブリックの映画『シャイニング』の深読み。「それって深読みしすぎなんじゃない?」という批判がナンセンスなほど、それぞれの鑑賞者が独自の解釈を自信満々に披露する。 下記、深読みの事例をいくつか紹介する。 映像の連続の中…